シャローとディープ

7月 14, 2016 at 8:26 am

夏の真鯛はよく行方知れずになります。

冬場は圧倒的にディープエリアに、夏場はシャローも含めいろいろなポイントに真鯛は散らばります。

レジャーボートで釣行を行う人は、遊漁船で日々釣行を行っている方たちとは圧倒的に情報量の差がでます。

そもそも真鯛は大きく群れる特性も持っていません。

また、大型の真鯛になればなるほど群れて行動しないという習性があるらしいので、夏場のタイラバは特に困難を極めることがよくあります。

もちろん、いいポイントに遭遇すると当然釣果は上がります。が、なかなかそのいいポイントを発見することが難しいのが本音です。

また単純にポイントといっても考え方はいろいろです。

海底の起伏、海底の地質等が特に真鯛の存在に影響を与えます。

私は、砂場、泥を好んでGPSにマークを入れます。岩礁などの瀬回りより、なぜか砂場、泥質の海底のポイントのほうが良い釣果が出ています。

また、岩礁、瀬回りなどに比べ釣りやすいということもあるかもしれません。

私は90mを超える釣り場ではなかなかタイラバを行う機会がありません。というのも、玄界灘はかなり遠浅な海域が広く博多湾からの釣行では100mを超える

ディープエリアに行くためには最低1時間以上、ボートを走らせなくてはいけないことになります。これは、玄界灘という海域の特性からなかなか釣行のハードルを上げることになります。

日本海に面した玄界灘、また、壱岐と対馬に近いこともあり波の状況はつぶさに変わることが多い海域だからです。

真冬は80mゾーン限定的に、夏は20m~80mまで広く探っていきます。

夏は12mの瀬TOPから、85mのディープエリアまでさまざまなところで真鯛を釣り上げることができます。つまりそれだけ真鯛の生息域が散らばっているということになります。

GPSにマークしているポイントを手返しよく次々と移動しながら釣りになることが多くなると思ってください。

夏は、シャロー、ディープで広域を探る

冬は、ディープで溜まっている真鯛を狙い撃つ

ということを覚えておきましょう。